スント アンビット3シリーズ・果たして買い?・選び方・各モデルの機能

ambit3 run lime

スント社の主力がスパルタンシリーズに移ってからも、未だにランニング(マラソン/トレイルランニング)やトライアスロンで人気の高いスント(SUUNTO)のGPSウォッチ アンビット(AMBIT)シリーズ。
特にロングレースを走る方を中心に信頼度が高く、人気は衰えていません。

アンビット3シリーズには、ピークやバーティカルなど4つのバリエーションがあり、どれを選ぶべきなのか悩んでしまう方も多いと思います。

このページでは各モデル毎の機能特徴をまとめつつ、スパルタンシリーズとの比較や選び方について考えてみました。

アンビット3シリーズ各モデルの特徴

AMBIT3 PEAK AMBIT3 SPORT AMBIT3 RUN AMBIT3 VERTICAL
AMBIT 3 PEAK AMBIT 3 SPORT AMBIT 3 RUN AMBIT 3 VERTICAL
¥49,000 (税抜) ¥41,000 (税抜) ¥34,000 (税抜) ¥49,000 (税抜)
50X50 X18mm 89g 50X50 X15.5mm 80g 50X50 X15.5mm 70g 50X50 X17mm 74g
30時間 (5秒間隔測位時) 15時間 (5秒間隔測位時) 15時間 (5秒間隔測位時) 15時間 (5秒間隔測位時)
気圧計&GPSによる 高度測定 GPSによる 高度測定 GPSによる 高度測定 GPSによる 高度測定
 大容量 バッテリー シリーズ内 最安 3Dディスタンス 機能
 気圧計による 天候予測 バイブ機能
複数のスポーツ をひとつのログで 管理  複数のスポーツ をひとつのログで 管理 複数のスポーツ をひとつのログで 管理
100m防水 50m防水 50m防水  100m防水
 2色 + サファイアモデル 3色 + サファイアモデル 3色  3色 + サファイア モデル
後継モデル
SUUNTO 9 BARO
スパルタン ウルトラ
後継モデル
SUUNTO 9
スパルタン スポーツ
後継モデル
スパルタン トレーナー リストHR

各モデル共通で、アウトドアで必要とされるほとんどの機能が搭載されています。

GPS信号による、速度、距離、高度の測定、心拍数計測、ストップウォッチ、ラップ、3Dコンパス、WEBサイトMOVESCOUNT.COMでの設定変更・ログ管理、USBによるPC接続・充電、Bluetoothスマートによるスマートフォン接続など。以下で、AMBIT3シリーズ共通、その他の特徴を紹介します。

※心拍数計測は各6,000円高のHRモデル、もしくは別売のスマートベルト(8,500円)が必要。AMBIT2シリーズのHRベルトは通信方式が異なるため流用不可。

大型GPSチップ採用により、衛星信号の受信がとにかく速い!(共通)

これはスント以外のGPSウォッチを既に使われている方には、非常に羨ましく感じる部分だと思います。

GPSウォッチはスタート前にGPS信号をキャッチする必要があり、特に冬場に数十秒〜数分も待たされるのは一気にモチベーションが下がります。

その点、アンビットシリーズは速い。その理由は自動車のナビゲーションと同クラスのGPSチップを採用しているから。特に最新のAMBIT3シリーズは激速(わずか数秒)です。

日常的に使用できるシンプルな北欧デザイン。(共通)

スントが選ばれる理由の1つがデザイン性の良さでしょう。アンビットシリーズはスポーツで使用する高機能なリストコンピューターですが、そんなことを一切感じさせないシンプルなデザイン。日常的に腕時計としても使いたくなるデザインです。

Bluetoothスマート搭載。スマートフォンとの接続で更に便利に。(共通)

AMBIT3から採用されたのが、BluetoothスマートでiPhoneなどのスマートフォンと連動できる機能。

AMBIT2シリーズまでは、設定変更やログのアップロードにパソコンとUSBケーブル(付属)で接続する必要がありましたが、AMBIT3からはスマートフォンでフィールドで出来るようになりました。(無料の設定アプリをスマートフォンにダウンロードする必要があります)

目的・アクティビティ別・アンビット3の選び方

トレイルランニング・ウルトラマラソン

100キロ以上・24時間以上のロングレースに挑戦される方は、バッテリー容量の多いアンビット3ピークがおすすめです。

UTMFのエイドポイントで毎回10分〜20分程度モバイルバッテリーから充電を行い40時間超の計測ができました。

アンビット3 バーティカルだけに搭載されている「3Dディスタンス機能」「リアルタイム標高グラフ機能」に魅力を感じられる方も多いと思います。

しかしロングレースでの使用を考えられてる方は、アンビット3 ピークが良いでしょう。

20時間を超えるレース(ウルトラマラソン・トレイルランニングなど)の方は、ピークを選ぶのがベストでしょう。

GPS間隔を60秒に設定することで各モデル100時間稼働とカタログには表記されていますが、距離の誤差がかなり大きくなり(実際の距離より10%以上少なく表示されることもあり)、それはペースの表示にも影響します。

個人的にはトレランには実用的でないと思います。

UTMF参加者のためのGPSウォッチ考|アンビットの設定|エプソンMZ-500S

2018.03.27

現行モデルだと、スパルタンウルトラや最新のスント9BAROがおすすめです。

どちらのモデルもアンビット3ピークより更に長いバッテリー稼働時間とアクティビティ中に、GPSモードを切り替えることも出来ます。

アンビットと同様にエイドなどで充電することも可能です。

唯一の欠点としては高価なことでしょうか。

価格を考えると、まだまだアンビット3ピークも検討して良いと思います!実際使う機能としては充分です。

フルマラソン・ハーフマラソン

フルマラソンを目的に購入される方は、アンビット3 スポーツもしくはアンビット3 ランが良いと思います。

これらのモデルは、シリーズの中でも薄型軽量であり、ロングレースでネックとなるバッテリー容量もフルマラソン(制限時間7時間半くらい)であれば、全く問題ありません。

ランニング以外の機能を省くことで実現したアンビット3 ランの低価格も魅力です。最近ではマラソンや駅伝の選手も使っているようですね。

アンビット3スポーツ・ランには後継モデル「スント スパルタントレーナー リストHR」が発売されています。

ひとまわり小型化しながら光学式心拍計を内蔵しています。

今のタイミングでアンビット3スポーツ・ランを検討するのであれば、似たような価格の「スント スパルタントレーナー リストHR」がおすすめです。

トライアスロン・デュアスロン

トライアスロンの場合は、アンビット3 ラン以外の3モデルがおすすめです。

マルチスポーツ対応で、スイム・バイク・ランを1つのログで管理することができます。(アンビット3 ランは、この機能が省かれています)

マラソン向けと同様に価格次第ですが、現行モデルのスパルタンスポーツスパルタントレーナーリストHRをおすすめします。

どちらもマルチスポーツ対応しています。

登山・トレッキング・ハイク

気圧計とGPSの両方で正確に高度を計測するアンビット3 ピークが良いでしょう。

急激な気圧の変化による天候予測機能や電子コンパス(全モデル)も搭載されています。

アンビットではありませんが、スント トラバースもおすすめです。

ランニングやトライアスロンといったスポーツ向けのアンビットに対し、トラバースはトレッキングなどのアウトドア向けです。

機能としてはアンビット3ピークにかなり近く、電子コンパス、天候傾向インジケーターとウェザーアラーム、速度、距離、高度の計測、日の出/日の入り時刻表示、毎日の歩数やカロリーを記録。通ってきたルートを記録してリアルタイムに表示するナビ機能も搭載しています。

※トラバースはGPSをキャッチした時点でスタートする仕様です。
マラソン大会のような「ヨーイドン」でスタートさせることが出来ませんのでご注意ください。

まとめ

以上、アンビット3シリーズ各モデルの特徴と選び方でした。

目的別にまとめると、以下のような感じです。

フルマラソン・ハーフマラソン → SUUNTO AMBIT3 RUN

トレイルランニング・ウルトラマラソン → SUUNTO AMBIT3 PEAK

トライアスロン→ SUUNTO AMBIT3 SPORTS

登山・ロングハイク→ SUUNTO AMBIT3 PEAK

追記:中古のGPSウォッチはどうなの?

GPSウォッチの中古の場合は、バッテリーの持ちが問題になってくると思います。バッテリーの交換にはメーカーにもよりますが、大体10,000円前後の費用が必要です。個人的にはGPSウォッチに関してはバッテリーの持ちの問題がありますので、新品のほうが良いと思っています。また上記の理由で、バッテリー交換が必要になったときや、何かしらの修理が必要になった場合のことを考えるとGPSウォッチは正規輸入品を買いましょう。

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