トレック ZEKTOR ゼクター|クロスバイク

トレック ゼクター
トレック ZEKTOR 2

ゼクターへの注目度が急上昇中!

3月に入り当ブログにもクロスバイクの情報を求めてアクセスされる方が増えてきました。春は新しい何かを始めるキカッケになりますよね。スポーツ自転車生活良いと思います!

そんな中で、気付いたのが「TREK ZEKTOR(トレック ゼクター)」が注目されているということです。ゼクターは2017年モデルから登場したクロスバイクで、クロスバイクの中でも「コミューターバイク」と呼ばれるジャンルに分類される自転車です。実はクロスバイクというジャンルは非常に幅広く、結局のところロードバイクとマウンテンバイク以外であれば、ほぼクロスバイクということになるんですよね。(シクロクロスとか小径車とかBMXはどうなんだ?という話は置いといてください)

コミューターバイクというのは、簡単に言うと「街乗り自転車」のことで、マウンテンバイクでもロードバイクでも街乗りに使うバイクは「その人にとってのコミューターバイク」になるのでこれまたややこしいのですが、一般的に海外のメーカーが使うコミューターバイクという定義は「スポーツ性よりもデザイン性を重視したクロスバイク」あたりを指している気がします。

トレックの場合、スポーツ性を重視したクロスバイクは「FX3」を始めとするFXシリーズがあり、コミューターバイクとしては現行モデルだと、ゼクター、残念ながら国内での展開はありませんが、クロスリップ、ディストリクト、SOHOなどがラインナップされています。

トレック・ゼクターって、どんなクロスバイク?

トレック ZEKTOR 3

ゼクター3 (¥99,000)

日本国内で展開中のゼクターは2種類、フレームカラーがブラック/ボルトグリーンのゼクター3(¥99,000)と、ブラック/ブルーのゼクター2(¥85,000)です。フレーム/フロントフォークは共通ですが、コンポーネントと呼ばれる変速機やホイールなどのグレードが異なります。

スペック表を見比べても、ゼクター3とゼクター2の大きな違いは、変速機(シマノソラメイン9速/シマノクラリスメイン8速)、ブレーキ(シマノ油圧ディスク/テクトロ油圧ディスク)、ホイール(チューブレス対応リム/未対応)くらいです。スピードや軽さで比べるようなモデルではありませんので、どちらが優れているということはありません。ゼクター3のほうが1グレード高価なコンポーネントを使用しており、どちらが上級モデルかと言われると価格通りゼクター3のほうが上位機種なのは間違いありませんが、走り自体に大きな差はありませんので、純粋に好きなカラーを選ぶのが良いのではないかと思います。

どんな使い方が向いている?どんな使い方には向かない?

トレック ZEKTOR 2

ゼクター2 (¥84,000)

ゼクターは基本的に街乗りバイクとして設計されていますので、どちらかと言うと長い距離のツーリングなどには不向きかもしれません。正しくは向いてないというより、ツーリング目的なら別の車種のほうが向いているといった感じでしょうか。ロングツーリングだけであれば、同じトレックの「FX3」のほうが、路面からの細かな振動を吸収しやすいカーボン製のフロントフォークやIsoZoneテクノロジーのハンドル&グリップを装備していることで快適度は上でしょう。重量もFXのほうが軽量です。なによりもロングツーリングを考えるのであれば、ロードバイクも検討してみるべきです。

ゼクターが活躍するシーンは、ずばり自転車通勤だと思います。ゼクターに装着されるタイヤはFXのものと異なりトレッド面(道路と接触する面)に溝があり、さらに雨天でもブレーキの効きが安定しているディスクブレーキを採用しています。郊外で楽しむツーリングとは異なり、交通の多いせせこましい道路を走る必要のある自転車通勤では、このタイヤとブレーキの安心感は大きいと思いますね。更にゼクターのタイヤにはサイド部分に反射素材によるラインが描かれており、夜間走行時の被視認性が大きくアップします。

夜間のライトで反射

ゼクターを選ばれる方のほとんどは、その個性的なデザインに惚れ込んだ方でしょう。その場合でも、ご自身がゼクターでやりたいことをよーく考えた上で、目的が自転車通勤や街乗りだけであればゼクターを選んで間違いはありません。きっと最高の相棒になってくれると思います!しかし、目的の中に「そのうちツーリング」なんて夢があれば、専門店の店員さんに相談して納得してから購入してください。すでにツーリングを楽しんでいるご友人がいらっしゃれば、その方に相談するのも良いと思います。

自転車は高価で置き場所も必要ですので、そうそう買い替えたり買い増ししたりしにくいものです。長く愛用できる1台を手に入れるためには、見た目のデザインだけではなく、その自転車がどんなコンセプトで作られているか、ご自身がどんな楽しみ方をしたいのかを、じっくりと考えてみてください。

自転車選びで大事なのはお店選び

ここまで書いてきたことを、気軽に相談できるお店、初心者の方の相談を親身になって聞いてくれるお店を探してみてください。スポーツ自転車の方でよくあるのが「初心者=クロスバイク」と思い込んでしまっているケースです。クロスバイクかロードバイクか、マウンテンバイクかってのは、初心者かベテランかって話ではなく、あなたが自転車でどんな楽しみ方をしてみたいか?ということで選ぶものです。面倒でも何軒かまわってみるつもりで、そんなお店を探してみてください。

ゼクターの場合は、購入後もディスクブレーキの調整や変速機の調整でお店のお世話になることも多いと思います。フィーリングの合うお店に出会えることをお祈りします!