UTMF参加者のためのGPSウォッチ考|アンビットの設定|エプソンMZ-500S


2018年のUTMFまで1ヶ月になりました。今回は春の開催ということで、特に防寒対策を準備されてある方が多いのではないでしょうか。またUTMFの心配事のひとつにGPSウォッチの電池の持ちについて不安に思ってある方も多いのではないかと思います。2大ブランドのガーミン・スント共に通常のモードではカタログ値でも最長20時間程度ですので、GPS精度・記録間隔の設定を変更することで対応する必要があります。

最近ではカラー液晶のタッチパネル式のGPSウォッチが珍しくありませんが、UTMF級のロングトレイルの場合に限って言うとスント・アンビット3ピークが最強だと私は思っています。

昨年秋頃に価格見直し(値下げ)されたことと、スントの主力がスパルタンシリーズに移ったことで、アマゾンでも価格が下がっている印象です。アンビット2などを使用中でUTMFに参加される方、このタイミングで購入するのも決して損じゃないと思います。※アンビット2と3では、HR(心拍)ベルトが共有できませんのでご注意ください。※今回おすすめするのはバッテリー容量の問題でアンビット3ピークのみです。バーティカル・スポーツ・ランは不可です。

UTMFに合わせたスント・アンビットの設定

GPS精度を下げることでバッテリーの持ちをセーブするわけですが、例えばスント・アンビットのGPS精度OK(60秒間隔)に設定すると、実際の距離より相当短く(恐らく8割程度)記録されてしまいます。これではレース中に現在位置を知るにも、ゴール後の思い出としてもイマイチだと思います。

GPS間隔を5秒間隔に設定

おすすめなのは、GPS精度”良い”(5秒間隔)です。ロングトレイルの場合、ペースも結構遅いため5秒間隔でも殆ど問題なく記録することができます。それでもカタログ値で24時間程度なので、殆どの選手にとって現実的ではありません。

更にエイドポイントで行うこと

私が2015年秋の大会で友人のサポートをした際は、スントのアンビット2を使用(心拍ベルト使用)してGPS精度を良い(5秒間隔)に設定、サポート可能なエイド毎にモバイルバッテリーで充電することで、ゴール(43時間台)まで問題なく持たせることができました。

エイド毎の充電は10分でも15分でも構いません。とにかく止まっている間をフルに使って少しでも補充を繰り返すことが大事です。事前に何分充電すれば何%充電できるなどを測っておくと良いでしょう。

・実際にモバイルバッテリー(10,000mAh)を使った充電では、大体10分で10%ほど充電できるようです。

※メーカーではGPS稼働中の充電は推奨していませんので、自己責任でお願いします。

GPS間隔の設定はスタート前に行うこと

最新のスパルタンでは記録途中でもモードの変更が出来るらしいですが、アンビットの場合は不可能です。またアンビット3であればMovescountアプリでスマホを使って設定を変更することができますが、2以前のモデルの場合はパソコンとインターネットが必要になります。かならず事前に設定を行って、出来るだけ事前に動作テストを行ってください。

稼働時間を把握する

バッテリーは繰り返し使うことで少しずつ劣化していく特性があります。あまりにも持ちが悪い場合は、バッテリーの交換(修理センターに預ける必要あり、納期要注意)が必要です。GPSを稼働した状態で何時間持つのか、日常生活でテストしてみるのも良いと思います。放置していても、バッテリーが切れる前に自動保存しますので、後から稼働時間を確認することが出来ます。日常使用しながらテストする方は、建物の中や地下などGPSが受信出来ない環境の場合、極端にバッテリーの消耗が早い場合がありますので、正確なデータがとれないこともありますのでご注意ください。

モバイルバッテリーは余裕のあるものを

モバイルバッテリー自体も容量に余裕のあるものを準備しましょう。GPSウォッチの充電自体は大した容量は必要ありませんが、気温が低いことや、同時にスマホやヘッデン(ヘッドライト)のバッテリーの充電も行う必要があるかもしれません。サポートが付く場合は、出来れば10,000mAh程度の容量でUSBポートが複数あるものだと安心ですね。万一のときのためにモバイルバッテリーも予備を準備しましょう。

GPS46時間稼働|エプソンMZ-500S

最近ランニング(ロード)のほうでもユーザーを増やしているエプソンからは、GPS精度を下げずに46時間稼働できる「MZ-500S」といモデルがラインナップされています。公式サイトによると46時間というのはトレッキングモードでランニングモードでは40時間。

エプソン MZ-500S

ちょっとゴツ目のデザイン、他にカラーバリエーションあり。重量65グラムで心拍ベルトはオプション。

気温が低いこと、トレイルで受信状態が悪い場所もあることも考慮すると新品でも実働時間は30時間後半くらいでしょうか。ランナー次第ですが、どちらにせよ充電は必須のようですね。