カシオ プロトレック スマートWSD-F20|前作の欠点を解消した正常進化モデル
2017/08/27
カシオのアウトドアスマートウォッチが正常進化
以前当サイトでも紹介しましたカシオのスマートウォッチが大きく進化して発表されました。公式サイトによると発売予定は4月21日と少し先ですが、発表された情報を元に進化した部分をみていこうと思います。
まず外観ですが、前モデルであるWSD-F10がどちらかといえば「スマート」だったのに対し、ニューモデルである「WSD-F20」は、いかにもアウトドアギアというような「タフネス」を感じるフォルムになりました。すでに気付かれたかもしれませんが、WSD-F20は「プロトレック」ブランドの冠がつくモデルなのです。よりアウトドアテイストを前面に出したデザインにも納得ですね。
前モデルWSD-F10との違い
New プロトレック WSD-F20 | カシオ WSD-F10 | |
本体サイズ / 重量 | 約 61.7 × 57.7 × 15.3 mm / 92g | 約 61.7 × 56.4 × 15.7 mm / 93g |
OS | Android Wear 2.0 | Android Wear |
GPS | 搭載 |
未搭載 |
センサー 防水仕様 | 圧力(気圧/高度)センサー、 |
圧力(気圧/高度)センサー、 |
バッテリー持続/充電時間 | 通常使用:約1日以上 時計のみ:約1ヶ月以上 充電時間:常温で約2時間 |
通常使用:約1日以上 時計のみ: 約1ヶ月以上 充電時間:常温で約2時間 |
対応 Android™ | Android 4.3以上を搭載したスマートフォン。 | Android 4.3以上を搭載したスマートフォン。 |
対応 iOS | iOS 9以上を搭載したiPhone 5以降のモデル。* iOS接続時には使える機能が制限されます。 | iOS 8.2以上を搭載したiPhone 5以降のモデル。* ios接続時には使える機能が制限されます |
本体価格 | ¥51,000 (税別) | ¥70,000 (税別) |
前モデル(WSD-F10)との大きな違いはGPSを内蔵したことです。サイズも重量もほぼ変わらないながらGPSを内蔵しました。前モデル(WSD-F10)はスマートフォンの機能を時計上に表示するデバイスという感じで、スマートフォンのバッテリーが切れてしまった場合などでは魅力が半減といった印象でしたが、ニューモデルWSD-F20ではGPSを内蔵することで、スマートフォンの状態に関わらず、地図アプリなどを使用することができるようになりました。
搭載されるGPS自体は、GPS/GLONASS(予定)/みちびきに対応ながら低消費電力タイプで、バッテリーライフは約1日以上とのことです。
プロトレックWSD-F20で、できること
多機能なWSD-F20ですので、いくつかの機能のみの紹介となります。最大の特徴としては、時計本体に搭載された気圧センサーや加速度センサーGPSによる情報のほかに、スマートフォンと同じように対応アプリを追加することで機能が増えていくことです。
トレッキング用途で考えると、高度計、気圧計、距離表示などはもちろん、オフラインでも地図の表示と現在地の確認ができる「YAMAP」や、リアルタイムのお天気情報アプリ「Go雨!探知機」あたりは、かなり使えるアプリでしょう。
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YAMAP アプリ スマートフォンが圏外でも、トレッキング専用の地図を呼び出し表示できるGPSアプリ |
トレッキング/ランニング/サイクリング 現在時刻/ |
Go雨!探知機 現在地付近の雨の様子が一目で分かるお天気アプリ |
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フィッシング 現在時刻/ |
気圧計 | 高度計 |
発売はもうすぐ!4月21日です。
このブログを書いたときは、発売はもう随分と先でしたが、ふと気がつけばもう10日ほどになりました。アマゾンでは発売前というのに、約10%オフで予約スタートしてますね。
4月21日の発売まで待てないアナタには
WSD-F20の発売まで待てないあなたには、現行モデルのWSD-F10が特価で販売されている場合もありますので、下記リンクなどをチェックしてみてください。GPSが搭載されていないことが大きな違いですが、スマートフォンとの連動機能を上手に使うこと+スマートフォンの電池切れに備えて、モバイルバッテリーなどで対策をすることで、まだまだ使えると思いますよ!