サングラス選びの重要ポイント。デザインだけで選ぶと目の病気になる恐れも。


クルマの運転やサイクリング・ランニングなどのアウトドアで活躍するサングラス。サングラスはコンビニや、ファストファッションの店などで安く購入できるので、気軽に購入し、そのサングラスを愛用されている方も多いと思います。ただ、サングラスは、選び方や使い方によっては得られる効果が大きく異なり、最悪の場合サングラスをしているほうが目の健康に大きな悪影響を及ぼす可能性があることをご存知でしょうか?今回はサングラスの種類、正しい選び方について解説したいと思います。


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紫外線は5月頃から増え始める。

紫外線カット|サングラスの選び方

紫外線は5月くらいから増え始めます。強い紫外線が人体に悪影響ということはご存知だと思いますが、眼に関して具体的には、雪眼炎(雪目、雪眼)や紫外眼炎、白内障、翼状片になる可能性があります。太陽光の中には3つの紫外線が含まれています。

UVA地上の紫外線の99%を占める。冬季及び朝夕でもあまり減衰しない。皮膚の真皮層に作用し蛋白質を変性させる。皮膚の弾性を失わせ老化を促進する。
UVB表皮層に作用するが、色素細胞がメラニンを生成し防御反応を取る。これがいわゆる日焼けである。この際ビタミンDを生成する。
UVCオゾン層で守られている地表には通常は到達しない。強い殺菌作用があり、生体に対する破壊性が最も強い。地球温暖化やハロン系物質によりオゾン層が破壊されると、地表に到達してあらゆる生物相に著しい影響が出ることが懸念されている。

人間が、太陽の紫外線に長時間さらされると、皮膚、目、免疫系へ急性もしくは慢性の疾患を引き起こす可能性がある。大気を透過しないUVCは、過去ほとんど注意が払われていなかったが、高エネルギーであるためUVAやUVBよりはるかに危険である。例えば、UVCを使用する浸漬型紫外線減菌装置などは装置の外で紫外線光源のスイッチを入れれば被曝の危険性がある。 Wikipediaより

あなたのサングラスは?紫外線カットの方法によって耐久性が段違い。

サングラスを選ぶ時に「紫外線○○%カット」と表記されているものを選ぶ方は多いと思います。しかし大切なのはそれだけではありません。サングラスの紫外線カットには大きく別けて2種類の方法があり、安価なサングラスの多くはレンズ表面に紫外線カット効果のあるコーティングを施しています。この製法でつくられたサングラスの紫外線カット効果は極めて短期間で終わってしまう大きな欠点があり、眼の健康に大きな影響を与えます。

高温によるレンズの変形

夏の車中など、高温によりサングラスのレンズが僅かな変形膨張を起こしてしまいます。この時にレンズ表面に施された紫外線カットコーティングの膨張率・変形率と、レンズ自体の膨張率・変形率の違いにより、コーティングが剥離・ひび割れを起こし、紫外線が入ってきます。真夏の炎天下では、1回の車中保管でアウトだと覚えておいてください。

レンズ表面のスレ・キズ

ケースに入れずに保管したり、レンズ面を下にしてテーブルに置くなど雑に扱うことで、レンズにキズが入り表面のコーティングが剥げてしまいます。こうなると、その隙間から紫外線が入ってくるのです。

効果の無くなったサングラスを使い続けると…

前述のような理由で紫外線カット効果の無くなったサングラスを使い続けることは非常に危険です。なぜなら、眩しさを和らげるために濃い色のついたレンズにより、瞳孔(目の中央の黒目の部分)が完全に開いてしまっているからです。サングラスにより開いた瞳孔に紫外線は容赦なく入り込む最悪のケースです。

紫外線対策のサングラス選びのポイントとおすすめ

紫外線カット効果が永久に続くサングラスがあります。それはレンズの素材自体に紫外線カット効果をもたせたものです。このタイプのレンズは高温による変形にも、レンズ表面にキズが入っても紫外線カット効果が失われることはありません。また紫外線は反射や散乱しやすいので、出来るだけ顔の輪郭に沿った形状のサングラスが良いでしょう。

上記を満たしているスポーツ用のサングラスブランドを2つだけ紹介します。

OAKLEY(オークリー)

世界のアスリートが愛用するアイウエアのトップブランド「OAKLEY(オークリー)」。日本人アスリートではイチローや宮里藍選手などが愛用しています。常に業界をリードするテクノロジーとデザイン性が認められ、特にスポーツの世界ではプロでも憧れるブランドです。紫外線カット率はレンズの色に関わらず100%、スポーツモデルだけではなく日常シーンでも使いやすいデザインのモデルも多数ラインナップされています。OAKLEY商品で注意したいのは模造品が多数存在すること。正規店での購入を強くおすすめします。
オークリー(OAKLEY)公式サイト

Tifosi(ティフォージ)

創業10年で全米ナンバーワンシェアに上り詰めた、コストパフォーマンスに優れたスポーツ用アイウエアブランド。1万円を大幅に下回る低価格だけではなく、光条件によりレンズの色が変わる調光レンズ(モデルによる)、フィット感を高めるための調整機能、曲げに強いグリルアミド製フレーム、衝撃に強いポリカーボネイト製レンズなど、テクノロジー面でも必要とされるスペックを満たしているのが人気の秘密。
Tifosi(ティフォージ) Amazon.co.jp

まとめ

コンビニやアパレル店で販売されているサングラスと、専門メーカーが作っているサングラスには価格に大きな違いがあり、購入を躊躇される方も少なくないと思います。しかし紫外線カット効果ひとつにしても大きな違いがあるということも分かっていただけましたでしょうか。今回は紫外線カットと間違ったサングラスを選んだ際の危険性について書きましたが、次回はもう少し詳しくサイクリングやランニングに合わせたサングラス選びについて書いてみようと考えています。