初めての富士山登山・服装に悩んで「パタゴニア メリノデイリー」を選んだ理由

      2018/10/11


初めての富士山登山で効果を実感。

初めての富士山登山は残念ながら雨のスタートでした。登り続けていると予報通りに雨は止んだように思えたのですが…。

9月初旬に初めての富士山に登ってきました。どのルートで登るべきなのか?服装はどうするべきなのか??など、初めてだったので疑問がたくさん。とりあえずは、手持ちのトレラングッズの中から、使えそうなものをピックアップして持っていきました。(登山ルートの話は、また後日ブログにしようと思います)

閉山直前の9月初旬、夜には雨が止む予報でしたが、5合目までのバスに乗り込む1時間前の4時になっても、雨は本降りのままでした。当初、トップスとして考えていたのは、化繊の半袖Tシャツ(パタゴニア ナイン・トレイル・シャツ)とアームウォーマーの組み合せ、暑ければアームウォーマーを下げればいいし、寒ければその逆で体温調整がしやすい組み合せです。でも、降り続いている雨をみて、直前にメリノウール長袖(パタゴニア メリノ・デイリー)に着替えてスタートすることを決めました。もちろんレインウエア着用です。

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速乾性に劣るメリノウールを選択した理由。

パタゴニア・メリノ・デイリー これはメンズの長袖ですが、ウイメンズ、半袖もあります。


スポーツウエアというと、すぐに速乾性が注目されますが、それは正解でもあり間違いでもあると思います。今回のコンディションもそうですが、ある程度の湿度があり、大して気温も上がらず、レインウエアの中は常に蒸れ気味。そんな条件下ではどんな速乾性を謳った化繊のウエアでも絶対に乾くことはありません。そこで大事なのは、吸汗性の高さと濡れていても冷たく感じない耐汗冷え性(とでもいうのでしょうか)なのです。

僕がメリノ・デイリーを入手した理由は、2016年の信越五岳トレイルランイングレースで低体温症になりかけたことがきっかけでした。2016年の信越五岳はスタートから雨が降り続くコンディションで、結果的に僕は約半分の60キロ地点手前の林道でタイムオーバーを告げられレースを終えることになるのですが、それまで動き続けることで体温を維持できていたものが、林道の何もないところで突然ストップしたため、急激に気温の低さ&汗冷えを感じ始めて身体が震え始めました。慌てて替えの化繊Tシャツに着替えたものの、回収のクルマが到着するまでかなり不安な気持ちをすることになりました。

レース後に、友人のパタゴニアスタッフに、そのときに着るべきだったウエアについて相談したときに薦められたのが、メリノウール製のウエアでした。理由は「スタートから雨で、どうせ乾かないんだから、汗冷えを感じないことが大事」というものでした。そういえば、その友人は2015年のUTMF(ウルトラトレイルマウントフジ=富士山の周りを1周する160キロのトレランレース)で雨の夜間区間にメリノ・デイリーを着ていたことを思い出しました。

発汗量が多く汗冷えしやすい季節に最適

数分おきに雨〜霧〜晴れが繰り返される。森林限界を超えると風・雨・日差しを遮るものが無くなり、体感温度がめまぐるしく変わります。

実は僕は、メリノウールに対してあまり良い印象を持っていませんでした。それは「高価な割に、分厚くゴワゴワする、肌触りがチクチクする、虫食いする、耐久性が低い」といったものでした。少し前の時代のメリノウールを経験されて僕と同じ感想を持っている方も多いのではないでしょうか。

ところがパタゴニアのメリノ・デイリーは、メリノウール52%に化繊(キャプリーンリサイクルポリエステル)48%を混紡した生地を使うことで、メリノウールの「伸縮性と通気性の良さ、天然の防臭作用、汗や雨で濡れてしまっても冷たさを感じにくい」というメリットはそのままに、長期間の使用でも縮み難く、着心地も柔らかいのです。防臭作用については、最近のパタゴニアの化繊ウエアにも防臭加工が施されていますので、大きなメリットと感じることはありません。(臭いにくいことは確かです)

ただし、通常の化繊のウエアに比べて毛玉が出来やすいのは避けれないようです。着心地が気に入り普段から着まくっていることも影響していると思いますが、毛玉はそれなりに目立ちます。

こんな場面におすすめ。

8合目を過ぎてメジャールートと合流、混雑してきました。シーズン終盤ということで、これでも少ないほうらしいです(驚) 

メリノウールの効果を時間できるのは、秋から冬にかけての寒い時期の登山やランニング、その他の発汗量の多いスポーツです。汗をかいたまま、途中で食事をしたり、仲間を待つために立ち止まることの多い方に特におすすめです。秋冬のウエアですが、フリースのようにじっとしている時にも温かさを感じるようなものではありませんのでご注意ください。(そういう用途であればフリースが良いと思います)

汗冷えを防ぐための大事なポイントとしては、ズバリ「汗をかかないこと」があげられます。なるべく自分の決めたペースを上げ過ぎずに、フロントジッパーのついたウエアを着用している場合は上げ下げすることで細かな体温調整を行い無駄な汗をかかないようにしましょう。

メリノ・デイリーのサイズについて

メリノ・デイリーのサイズ選びですがメンズ・ウイメンズ共に、パタゴニアの他のランニング系のTシャツと同じで良いと思います(176センチ70キロでMサイズ) パタゴニアのオンラインストアでは、サイズ交換の相談が出来るのでオススメですよ。

【今回 紹介したアイテム】

2017年現在、メリノウールの供給が難しくなっているとの噂で、メリノデイリーシリーズの発売はされていないようです。

▼▽▼ パタゴニア 公式 オンラインショップ ▼▽▼

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