自転車保険って必要なの?


自転車に保険は必要?

ここ数年で、耳にすることが増えてきた「自転車保険」という言葉。これは自転車の盗難保険のことではなく、自転車を運転中に歩行者に怪我をさせたときの対人賠償や、自動車と接触したときの対物賠償など万一の時に備えておくためのもので、相手を怪我させたり、他人のものを壊した場合の「個人賠償責任保険」と、自分の怪我に適用される「傷害保険」この2つの要素を組み合わせたものが、「自転車保険」として各社より販売されています。

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自転車に保険は必要?

自転車事故というと自動車と接触しても過失を問われることもなくむしろ自転車の修理代をもらえてラッキーなんて経験をされた方もいらっしゃるようですが、もうそんな世の中ではありません。シビアに過失を問われた場合、例えば交差点内の事故であれば、過失割合は少ない場合でも4割程度。自動車の修理代がドア1枚の板金塗装で6万円と仮定すると、後フェンダー、後ドア、前ドアに軽い凹みと傷を入れた場合で合計約18万円。その4割、つまり約7万円は自転車の運転者が支払う責任が生じるのです。相手が高級車だったら、新車だったら、コトは更に厄介です。しかし、本当に大変なのが歩行者に損害を負わせた場合です。

自転車事故で高額賠償になった判決例

実際に自転車事故で高額賠償になった判決例を調べてみました。この2つは共に未成年者が自転車を運転中に起こった自転車事故です。

【母親に9,520万円の賠償命令!小学生による自転車事故】
歩行中の67歳の女性が、小学校5年生の男子児童が乗るマウンテンバイクに跳ねられ、頭の骨を折る重傷。その後女性は寝たきりとなり、その家族と保険会社が子供の母親を相手に損害賠償請求訴訟を提起。神戸地裁は、小学校5年生の男子児童の母親に9,520万円の賠償命令。
http://action-now.jp/archives/2988

【賠償額約5,000万円!携帯電話を操作していた女子高生による自転車事故】
市道を歩行中の54歳の看護師女性に対し、無灯火で携帯電話を操作していた16歳の女子高生の自転車が追突。被害を受けた女性は、歩行困難となり、職も失うことになりました。結果、この女子高生(判決時19歳)に対し、約5,000万円の賠償命令を下されました。
http://action-now.jp/archives/2988

自転車保険の紹介

様々な保険会社から自転車保険は発売されていますが、スマートフォンから申込みが出来る「au損保」と、セブンイレブンの店頭で申込みが出来る「セブンイレブンで入る保険」の2種類を紹介します。(2016年10月現在)ちなみに「au損保」ですが、au以外の携帯電話からも申込みができるようですよ。

保険会社プラン個人賠償責任保険料
au損保自転車保険「Bycle」ブロンズコース 本人タイプ1億円370円/月
au損保自転車保険「Bycle」ブロンズコース 家族タイプ1億円890円/月
セブンイレブンで入る保険(三井住友海上)自転車向け保険 お一人様プラン(本人型)3億円3,990円/年
セブンイレブンで入る保険(三井住友海上)自転車向け保険 ご夫婦プラン3億円5,230円/年

もちろん、これ以外にも多くの自転車向けの保険が存在します。「自転車保険」で検索してみてください。私の場合は自動車保険(おとなの自動車保険)に「自転車障害特約」を追加しています。またマンションなどの火災保険に「個人賠償責任」が付いている場合もあるようです。一度、ご自身が入られている保険の契約書を確認して、必要に応じて(自分で都合の良い解釈をせず)保険会社に確認するようにしてください。

まとめ

自転車の運転マナーは決して良いとは言えないと思います。免許もいらない、違反切符もないものですから、メチャクチャになってしまうのは仕方ない部分があると思いますが、自動車やオートバイと同様に道路を共有する以上、ルールに則った他の交通に迷惑をかけない運転を心がけたいものですね。スポーツバイクを楽しむ私達から、この悪しき現状を変えていきましょう!もちろん、万一の時に備えて自転車保険への加入もお忘れなく。